ムダ毛処理について

昭和30年代のほとんどは「ムダ毛の処理」という認識がないままに、ほとんどが着物ということもあってムダ毛の存在を気にすることがなかったのでしょう。

そこに異文化であるスカートやブラウス、ノースリーブというファッションの普及で、ムダ毛の概念が生まれたのでしょう。

とは言え昭和30年代はまだまだワキ毛が生えたまま、ノースリーブを着ている女性も多かったのだそうです。

昭和40年代に入っても、そんな女性はいたわけですが、やはりちゃんと処理をしている女性が華やかで垢抜けし、キレイに見えていたということです。

またストッキングの普及によって「きれいな足」という認識も定着し、モデルさんのようにムダ毛処理をした足がキレイという風潮になっていたのでしょう。

しかし「これがキレイなもんなんだよ」というものではなく「ワキ毛がないってキレイなんだ!」ということもこの習慣に拍車をかけたという感じですから、目に写ってやはり美しかったのでしょう。3

ほんとにワキ毛を気にしていなかったのか

いきなり「キレイ」と思うものでしょうか。

もし今までにない習慣であれば「ワキ毛剃るなんて、なんとなく奇異な感じ」と受け止めないでしょうか。

もしほんとに「美しい」と感じたのであれば、これって多分ワキ毛がないイコール普遍性のある美しさということになります。

あまりワキ毛が目立たない毛色の国は、未だにワキ毛を生やしたままで闊歩する」女性もいるわけです。

セクシャルだなと思うものが「キレイ」と繋がっているのかもしれないと考えると、「いやいや、処理していないはずはないだろう」と思ったりします。

浮世絵の男女の目合いの描写の中に、デリケートゾーンの毛が描かれているものも数多くあるのですが、この描写の差がモデルの個人差なのか、処理しているからなのかはわかりません。

ただ、ワキ毛に関しては、ちょっと不思議なことに気がついたのです。